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スプリングバンク 1997
スプリングバンク蒸留所は、スコットランド西岸のキンタイア半島先端のキャンベルダウンという小さな町にあります。
創業は1828年で、スコットランドでは数少ない独立資本の蒸留所。
創業以来、スプリングバンクが一貫して守り続けてきたこだわりの製法があります。
それは、すべての麦芽は自家製麦(フロアモルティング)を行い、初留釜は石炭での直焚き、今では珍しい自社でのボトリングという最終工程までの全てを蒸留所内でまかなっています。
また、仕込み水は蒸留所柄わずか5キロ離れたキャンベルタウンの南に位置するクロスヒル湖の水を使用。高度1155フィートの山の北斜面から輪出ている源泉からの水です。オロロソシェリー樽熟成ならではの甘さと深み。加水なしの54.9度。
キャンベルタウンモルトの伝統を現代に受け継ぐ貴重な逸品です。