ディンプル 12年

個人的にちょっとおすすめウイスキーのご紹介です。

 

ディンプル 12年

 

1890年に最も古い醸造家として知られるジョン・ヘイグにより世に先駆けて発売された歴史あるウイスキー。

モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドして作ったいわゆる“ブレンデッドスコッチ”の草分け的存在です。

 

ボトルの3面にくぼみ(=ディンプル)をもつ独特の形状でウイスキーファンに長く愛されてきた商品です。

その昔、アメリカではこのくぼみを「ピンチ」と言っていたため、アメリカ向けのボトルだけは「ピンチ」として販売されていたそうで、昔は日本でもディンプルではなくピンチと呼ぶのが一般的でした。私も新人の頃に店ではピンチと認識していた記憶があります。(なんせ古い記憶で…)

 

キーモルトはローランドモルトのグレンキンチー。

グレンキンチーの柔らかく甘い芳香と、数種類の熟成したハイランドモルトが持つスモーキーなピート香が絶妙にブレンドされ、飲みやすく、それでいてスパイシーな風味が特徴。

 

また、創業者ジョン・ヘイグ氏の「ブレンドには充分に熟成したモルトのみを使用すべき」との信条を現在も守っているため、角のとれたまろやかさには定評があります。

 

暑い夜にはハイボールに。が、私のおすすめです。