キャンティ

キャンティ・クラシコといえば、ワインに詳しくない人でも、名前くらいは聞いたことがあるのではないかという、イタリア・トスカーナで造られる世界的に有名なワインの一つです。

 

有名が故に星の数ほどの(ちょっと大げさかもしれませんが)この銘柄のワインを造っています。

その中でも、最近試飲会で見つけたおすすめのキャンティです。

 

ポッジョピアーノ・キャンティ・クラシコ

 

造り手は1993年からこの土地を所有するバルトーリ家。

フィレンツェの北、 サン・カッシャーノ・イン・ヴァル・ディ・ペーサの標高300mの場所に広がるなだらかな丘陵地にある17haの畑を使って、 サンジョヴェーゼ、コロリーノ、カナイオーロをメインに栽培しています。

 

こちらは、サンジョヴェーゼ100%。

熟したプラムのニュアンスのある果実の香りから徐々にタバコやリクイリッツィア(甘草)のアロマ、たっぷりとしたボディとコクのある味わいはすばらしいバランスで、実に心地よい飲み口。熟成も18~24ヶ月間と長く、古いオーク樽を利用して熟成させているため、まろやかなオークの香りがワインにしみこんでいます。

 

あまりにも定番過ぎるキャンティの奥深さを感じました。

今夜からグラスでのご案内です。ぜひお試しください。